AI時代に高齢者はどう生きるか・・・ 昭和世代が見つめる未来と、私がAIに託す夢

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ニュースでは毎日新しいAI技術が紹介される。

さらに企業ではAI導入が進み、私たちの日常生活にも少しずつ入り込んできた。

私は昭和生まれの後期高齢者である。

振り返れば、白黒テレビからカラーテレビへ、黒電話から携帯電話へ、
そして携帯電話からスマートフォンへと変化する時代を生きてきた。

若い人たちはAIを新しい技術として捉えるかもしれない。

しかし私たち昭和世代にとってAIは、長い技術革新の歴史の延長線上にある存在なのだ。

今日は、一人の高齢者としてAIとの歩みと未来への期待を書いてみたい。



1.AIの進歩は携帯電話から始まった

AIの進歩の凄さは、携帯電話やスマートフォンの存在を抜きに語ることはできない。

今では誰もがスマートフォンを持ち、世界中の情報に瞬時にアクセスできる。

しかし30年前には想像もできなかった世界である。

私が若い頃は、待ち合わせの連絡一つ取るにも苦労した。

電話は家にしかなかった。

それが携帯電話の登場で大きく変わった。

さらにスマートフォンによって電話機は「持ち歩くコンピューター」へと進化した。

そして今、そのスマートフォンの中にAIが入り始めている。

AIは突然現れた技術ではない。

長い通信技術の発展の先に生まれた新しい知能なのである。


2.私とAIとの意外に長い付き合い

私が初めて携帯電話を手にしたのは平成8年(1996年)。

54歳の時だった。

部下から、

「緊急時の顧客対応に必要です」

と勧められたことがきっかけだった。

当時は大きく重く、今のような便利さはなかったが、それでも画期的な道具だった。

その後、機種変更を重ねながら現在に至る。

そして今では、生成AIのCopilotの世話になっている。

実はAIにも以前から関心があった。

2017年発行の『人工知能がまるごとわかる本』を今も持っている。

さらに10年ほど前にはSeesaaブログでAIをテーマにした記事を30本ほど書いたこともある。

つまり、AIは突然現れた存在ではなく、私の中では長年興味を持ち続けてきたテーマなのである。

AIの進化とともに、私自身のAIへの期待も膨らみ続けている。


3.AIは高齢者の味方になる

高齢になると、身体能力は少しずつ衰える。

記憶力も若い頃と同じとはいかない。

しかし知識や経験は年齢とともに積み重なっていく。

そんな高齢者を支えてくれる道具として、AIには大きな可能性がある。

調べもの。

文章作成。

旅行計画。

健康管理。

買い物の相談。

AIは24時間文句も言わず付き合ってくれる。

私はブログを書く際にもAIを活用している。

アイデア整理や文章構成の相談相手として非常に優秀である。

AIは人間の代わりではない。

人間を支える頼もしい相棒になりつつあるのだ。


4.私が夢見るAIロボットの世界

私のAIへの願望は尽きない。

人間に近い知能を持つAIロボット。

掃除、洗濯、料理、買い物、自動車運転。

頼めば何でもやってくれる存在である。

高齢者になった私にとって、日常生活で望むことはさほど多くない。

それでも家族旅行にはまだ夢がある。

もし運転できるAIロボットがいたらどうだろう。

トヨタのアルファードに家族全員で乗り込む。

娘夫婦や孫たちも一緒だ。

行き先は京都。

金閣寺でも銀閣寺でも清水寺でもよい。

その時の気分で決めればいい。

昨年訪れた東寺の夜桜は実に見事だった。

驚いたのは桜だけではない。

人の多さにも時代の変化を感じた。

遠出なら鹿児島、阿蘇、厳島神社、出雲大社、鳥取砂丘、桂浜、道後温泉、日光東照宮、
十和田湖、知床など行きたい場所は尽きない。

沖縄もいい。

しかしハワイはもういいかなと思う。

年齢を重ねると旅そのものより、家族と過ごす時間が大切になる。

AIがその手助けをしてくれるなら、こんな嬉しいことはない。


5.AIは人間を超えるのか

AIが進歩すると、

「人間の仕事がなくなる」

という話題がよく出る。

確かにAIは知識量や計算能力では人間を上回る。

しかし一つ疑問がある。

料理を作るAIロボットは味をどう判断するのだろうか。

匂いはどう認識するのだろうか。

美しい景色を見て感動できるのだろうか。

孫の成長に目を細めることはできるのだろうか。

AIには膨大なデータが必要になる。

しかし感動や思い出までは完全に再現できないかもしれない。

だから私は、AIは人間を超えるのではなく、人間を支える存在になるのだと思う。


6.高齢者だからこそAIを学びたい

若い世代はAIにすぐ適応するだろう。

しかし高齢者だからこそAIを学ぶ価値がある。

理由は簡単だ。

私たちは変化を乗り越えてきた世代だからである。

戦後復興。

高度経済成長。

バブル景気と崩壊。

インターネット革命。

スマートフォン時代。

そしてAI時代。

振り返れば私たちは常に変化の中を生きてきた。

だからAIも恐れる必要はない。

少しずつ理解し、少しずつ活用すればよい。

人生100年時代。

学ぶことに定年はないのである。


まとめ

AIは高齢者にとって脅威ではない。

むしろ生活を支え、人生を豊かにしてくれる可能性を秘めた技術である。

私は54歳で初めて携帯電話を持った。

そして今、Copilotという生成AIと共にブログを書いている。

思えば不思議な時代になったものだ。

昭和生まれの私がAIについて語れる日が来るとは想像もしていなかった。

これからAIはさらに進化するだろう。

その時、私は何歳になっているだろうか。

願わくば元気でいて、新しい技術に驚きながら、

「世の中も変わったものだな」

と笑っていたい。

それが、AI時代を生きる一人の高齢者としての率直な願いである。

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